鉄分濃い目徘徊記

かわね路を徘徊しつつ、模型にしつつ、大井川の鐵路を応援しています!

(N) C56-44製作記①~構想・ボイラー周り~

さてさて、Nゲージ編その2です。

前回の記事でC56-44について語ったので、今回はその歴史的背景を踏まえながらNゲージ製作へ。

 

実車そのものの製品化はされてないので、同型機を購入しそれを改造する必要があります。。。

 

種車・・・KATO製 C56 小海線

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↓改造箇所↓

(機関車)

・連結器解放テコの不要なモールドを削る

・デフ点検窓穴空け

・ヘッドライト大型化

・コンプレッサー配管位置の変更

・タービン発電機形状の変更

・キャブ屋根を平たくする

(炭水車)

・後部形状の変更

・石炭量削減

・連結器解放テコを下作用式に変更

・不要なモールドを削り新たな手摺りを追加

 

ざっとこんなもん。

 

前回述べたように、44はタイ出征に伴う改造を受けているので、オリジナルのC56とは相違点が多いです。

 

 

C56-44製作第1回目の今回は、機関車のボイラー周りに着手。

 



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実車。そしておもな変更箇所。

 



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↑未着手製品。

 

・煙突後ろの、コンプレッサー配管の位置が違いますので、ちょっとカットして煙突に近付けるようにして接着。

 

・タービン発電機の形はだいぶ違います。こんな御立派な配管は、44には有りません...

 

製品状態のものをカットして繋ぎ合わせたら、それらしくなりそう。リサイクルは大事よ。

 

・デフがね、、、

両側ともうまく四角く切り抜く自信無かったんだか。やるっきゃねぇ、。ピンバイスでちょっとずつ四角い輪郭上に穴を開け、カッターで切り抜く。

 

(とりあえず最初に分解したんですけど、どうやったらボイラー外せるのか初め分かんなくて時間費やす、、、顔→キャブ→ライト基盤→ボイラーの順にやるんですね、)

 


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↑1度車体を組み上げて、こんな感じ。

ヘッドライトが有りませんが、?

 

実はこのヘッドライトがかなり厄介者。

ボイラーと一体構造のようで、外せねぇんですわ。

どうしようかと悩んでいると、ふと目に止まったのが、
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随分古いKATO製C57。

ちょうど手元にあったこいつの炭水車のライトが超簡単に外せたという奇跡。ちょいとデカ過ぎるけど、こいつの後部ライトはどうせ非点灯だし、元の状態よりかはマシになるだろうというわけで、元のやつは切り落としちゃいました。

 



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実車の塗装が艶ありなイメージだったので、検査明けピカピカを想定し光沢強めに再塗装。

なかなかいい味出てるんじゃ?

 

次回以降、足周り・キャブの改造へ突入です。